労務ニュース
銀行115行農業、林業」向け貸出金残高調査【東京商工リサーチ】
2015/12/08 17:07
カテゴリ:経営・経済動向
2015年11月、環太平洋経済連携協定(TPP)が大筋合意に至った。政府は政策大網をまとめ、特に影響が懸念される農業に対して保護対策と同時に、攻めの方向性も打ち出した。 銀行の「農業,林業」向け貸出は、前年同期比0.2%増と前年同期を上回った。だが、貸出全体の伸び率3.1%増を下回り、これまで貸出姿勢が積極的だったとは言い難い。今後は農業法人等の増加も見込まれるだけに、資金需要の新たな有望マーケットとして期待される。農業を主力産業とする地域の地銀の貸出比率は比較的高かった。農業マーケットの拡大は、最終的には「地方活性化」や金融機関の統合への推進力となる可能性も秘めている。
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