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労務ニュース

「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を決定【政府】

2020/02/25 13:43
カテゴリ：安全衛生 経営・経済動向

政府は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部の第13回会合を開催し、「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を決定しました。方針の冒頭では、国・自治体や医療関係者、事業者、国民が一丸となって対策を進めていくため、現在の対策と今後の状況を見据えて講ずべき対策を整理するものとしつつ、適切な相談をせず医療機関を受診すること、感染しやすい環境に行くこと等を避けるよう強く呼びかけています。
基本方針の重要事項では、企業に対して発熱等の風邪症状がみられる職員への休暇取得の勧奨、テレワークや時差出勤の推進を強力に呼びかけることとするほか、イベント等については全国一律の自粛要請を行うものでないとしつつ、感染拡大防止の観点から開催の必要性を改めて検討するよう要請しています。
この方針決定に先立って、厚生労働省では21日、経団連をはじめとする経済団体に対して、職場における感染拡大防止への取り組みとして、①風邪症状が見られる際に労働者が休みやすい環境の整備、②安心して休みが取れるよう収入に配慮した病気休暇制度の整備、③感染リスク低減に向けたテレワークや時差勤務の積極的活用などについての協力要請を行っています。

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